なぜボディコントロールが大切なのか?


 

自分自身の体に気付き

本来の身体能力を引き出す

 


ケアの視点を変えてみること

 

 

現代社会では、スポーツや仕事、日常生活などで心身に痛みや緊張を感じる人が増えています。このような不調に対処する方法として、病院や整骨院、整体、マッサージ、トレーニング、ストレッチなどがあります。これらのアプローチを総称してボディケアと呼びます。ボディケアは、問題を解決する強力な手段ですが、不調を完全に解消できない場合もあります。

 

もしボディケアで「何か気づけていないことがある。何か違和感を感じる、もやもやする」と感じた場合は、ボディコントロールの視点も取り入れることをおすすめします。ボディコントロールは、身体に何か問題があるとせず、身体が正常に機能していると考え、本来の身体能力を引き出すことを目的としています。

 

 

 

    

    

 

 



 

あなたのカラダは正しいし、

あなた自身も正しい。

 

カラダの使い方は今の一択だけでない。

 


 

あなた主体のアプローチ

 

 

 ボディケアのほとんどに共通する考え方は、問題を身体のせいにしていることです。

身体が「悪い」「弱い」のが原因なので、それに外部から何かをしたり、与えることで「正しく」「強く」すれば解決することになります。

 

 ボディコントロールは逆の視点で考えます。身体はなんの問題もなくちゃんと機能していて、その結果今の症状があるということです。

 

例えば病院でも、昔は風邪で熱が出たら解熱剤を処方されることがありましたが、最近は熱が出ても、それは必要だから出ているのだと言われて漢方などを処方されるようになってきました。

 

それでは腰痛が腰のせいではないとしたら・・・。今度は「はいはい、どうせ姿勢が悪いんでしょ?猫背が、反り腰が悪いんでしょ?でも正しい姿勢なんかずっとできないんですよ。」とか自分が間違っていると思うかもしれません。

私はあなたが無意識にしている姿勢が悪いとは思いません。その姿勢に何の意味もなければするわけがないからです。メリットがあるからです。その代わりにしんどい姿勢をする以外の選択肢がないのが問題なのです。

 

ではどうするか。まず今やっていることに気付くこと、そしてもっと楽なプランに変えることです。

変化を選ぶこと。それは外から与えられるものではなくて、自分自身ができる素晴らしい力だと思います。

 


  

意識するのをお手伝いする

 

 

 

 

 

「無意識なものを意識をするのは大変だ」「無理だ」と言われることがありますが、 確かにそのままでは理解しづらいと思います。ですが、その理解を深めることが重要だと考えています。

 

私が注目するのは骨格です。アレクサンダーテクニークを基礎として、あなたが骨の場所や身体のイメージを明確にして自由に使えるようにサポートします。

具体的には骨格模型に触れて頂いて、本来のカラダのつくりを体感したり、私の誘導で身体を軽く動かしてもらったりして、カラダの使い方をアップデートしていきます。

 

 アップデートすると、例えば立ち座りや目的の動作が楽にできるようになったり、視界が広がったり、首が柔らかくなったり、まわるようになったり、呼吸が深くなったり、歩きやすくなったりすることがあります。

 

「痛くない!」「楽!」といった変化を感じられると、私としてもとても嬉しいです。皆さんがカラダを自由自在に使えるようにサポートできることを心から願っています。

 


  

●状態に合わせて段階的に

 

 

このように私はボディコントロールの

・自分で道を切り拓けて

・自分のものになって

・成長できる

アプローチが大好きですし、世の中に足りていないと思って強調していますが、ボディケアも必要不可欠で、半分以上はボディケア的なアプローチを一生懸命やっています。

 

なにかを押し付けることはありません。当院にお越しいただいたときはご希望、症状、価値観などをお伺いしながら、どんなふうに関わらせて頂くと喜んで頂けるのかを一緒に考えていきます。