なぜボディコントロールなのか?


 

カラダはあなたのために一生懸命働いている。

無意識の使い方に気付いてほしい。

 


ケアの視点を変えてみること

 

ボディコントロールは私が一番大切にしていて、ずっと工夫して作ってきた皆様にお伝えしたいことです。しかし残念ながら整骨院を訪れる方の8割の心には響いてきませんでした。

 

逆にコロナ以後オンラインでカラダの使い方の講師をさせてもらうようになったのですが、そこではとてもわかりやすいとか、実践的だとか言って頂けます。

 

もちろん当院で共感して下さる方もおられます。小学生のときに伝えた子が、高校を卒業するときに

「僕を覚えてますか?カラダの使い方、ずっと意識してます。」

と言いに来てくれたこともありました。

 

さて、私がお伝えしたいこととは、視点です。

 

人間関係でも、あいつが悪い、俺は正しい!以外の視点がありますし、それが双方の解決につながることもありますよね。

 

視点を変えてみると今見えている世界が変わります。今回はマルチーズを飼っているおうちの例を挙げて説明します。

 

マルチーズという白くてふわっとした小型犬を飼われている方がいらっしゃるのですが、冬場にその子が毎日深夜に吠え出したということがあったんです。

 

家族が見に行ってその子と一緒にいると吠えるのが止まるので、連日交代で見に行っていたそうです。ですが、さすがに家族は睡眠不足で限界になってしまいました。しかし放っておくと夜中に近所迷惑になる。

 

困った、手術しかないか・・・。

 

というときに、部屋の暖房を増やしたら、なんとピタッと吠えなくなったそうです。

 

そうか、寒かったんですね。小さいもんね。ほんとによかった。

 

もちろん寒さも対策していたはずなので、その冬の寒さやなにかしらの条件が重なったのだと思います。

 

 


 

あなた主体のアプローチ

 

マルチーズが吠えなかったら、

家族が吠えることだけに困って、寒さを訴えていることに気付かなかったらどうなったでしょうか。

 

結果は分からないし、何が幸せかなんかわからないです。私個人としてはマルチーズの伝えたいことが家族に伝わって手術もせず、寒い思いをしなくなったのは良かったと思います。 

 

これは自分のカラダの不調や痛みも同じことが言えるんじゃないでしょうか。

マルチーズはカラダで、痛みは吠えることです。

 

ワンワンうるさいのと同様に、痛みは痛くて困ります。でもなんでそれがあるかというと、カラダの異変を伝えるためでもあります。

 

その痛み自体が苦しみであり悪いのだ!というのは全く正しいので、痛み自体を止めようとするのも、ケアするのも私は大切にしています。私に期待される仕事の多くがその対処です。

 

ですが、痛みが起こること自体は身体の正常な仕組みなわけですので、その警告が出ていることに本質的な問題があると思うんです。

 

そうすると今度は、原因は骨がゆがんでいるからだ。猫背だからだ、〇〇症だからだと問題の原因は結局また身体のせいにされがちなんです。なんなら遺伝とか加齢とか、身体の素材の問題だとなります。

 

それも完全に正しい意見ですし、医学的ですし、客観的で、多数派です。

ただ、私はさっきのワンちゃんに吠えるなと怒られているように感じていたたまれないんです。

 

カラダが意味もなくゆがむでしょうか。猫背になっていることに本当になんのメリットもなくみんなして猫背になっているのでしょうか。

原因だと言われていることは、自分が意識的(または無意識的に)何かをしようとしたり補ったりしようとして、その通りにカラダが動いた結果とも言えます。

 

私はあなたのカラダはすごく真面目でいたって正常で頑張っていると思っています。私はカラダを肯定し、使い方の可能性をお伝えしたいです。

 


お読み頂きありがとうございました。

以下は当院のボディコントロールについてご説明しています。


 

あなたのカラダは正しいし、

あなた自身も正しい。

 

カラダの使い方は今の一択だけでない。

 


  

意識するのをお手伝いする

 

 

 

 

では具体的にどうするのだ??そうです、それが大変なところで次の大きな壁です。

カラダの使い方が”無意識”だと言いましても、意識してないから”無”意識なわけですので、それを意識できるようにするのは難しいです。

 

ヨガでは長年修行して自分のしていることに気付くことができますし、オーストラリアのFMアレクサンダーは三面鏡の前でひたすら自分を観察し続けて自分の無意識の緊張を発見したそうです。

すごいですが、人生に費やす時間がかかりすぎます。

 

20年ほどいろいろやってみて、行ってみて、前述のFMアレクサンダーが考案したアレクサンダーテクニークを基礎にしてショートカットができるとわかりました。

 

具体的には私の誘導で身体を軽く動かしたり、骨格模型に触れて頂いて、本来のカラダのつくりを体感する方法で意識をアップデートしていきます。

 

 アップデートすると、例えば楽に立ち座りや目的の動作ができるようになります。視界が広がった、首がまわるようになった、息が吸いやすい、歩きやすくなったなど、体の動きに変化が起こるのを楽しまれる方も多いです。

 

 

以上は私がお手伝いする方法です。カラダで感じるのが大事だと思っているのですが、他におすすめできるのは本を5冊から10冊くらい買って読むことです。買う理由については、

 

・ネット情報に比べてまとまっている

・書籍化するにあたり情報を精査している

・線を引いたり破いたりできる

・プリントアウトされている

・情報にお金を払っているので気合が入る

 

からです。

新しい視点や発見があると思います。

 


  

●状態に合わせて段階的に

 

ボディコントロールは具体的に進めるにあたり、望まれていることや予算も含めてコースを提案します。

 

痛みやストレスが強すぎる場合は、まずは短いボディケアから始めてゆとりをつくることもあります。

 

基本のセッションの後は様々です。

レッスンを終了することも、もうすこし継続して学ぶことや、定期的に学習を続けることもできます。お身体のメンテナンスとして定期的にこられる方もいらっしゃいます。

 

 

 


利用シーン


スポーツでの動きにくさ、繰り返す痛み

繰り返す肩こり、腰痛

強いストレス、うつの身体ケア

指導者、インストラクターの学習

 

 

インタビュー


 8回のセッション後に感想を伺いました。

 

20代女性/シンクロナイズドスケーティング

 


 

 

【まず体験してみてください】

 

 おためしコースでは、

当院のケアも学習も体験して頂けます。

 

  ご自身の可能性に ワクワクして頂けたら

個人的にはすごく嬉しいです。

 

(院長 芦田)

 

 

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